ジャーミネーションファンド1号投資事業有限責任組合

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出資先

株式会社リバネスキャピタルは、情熱をもってディープイシューの解決に挑戦するアントレプレナーが創業した国内ベンチャー企業へのシード投資に特化した「ジャーミネーションファンド1号投資事業有限責任組合(通称 ジャーミネーション1号ファンド)」の組成を完了し、存続期間を“無期限”として2023年1月より運用を開始しました。

リバネスキャピタルが無限責任組合員として本ファンドを運営し、有限責任組合員には親会社である株式会社リバネス及びリバネス・リバネスキャピタルのメンバーが参画しています。すべての組合員が主体的にベンチャー企業の成長に寄与するとともに、大企業や中小企業を巻き込んだ新たなプロジェクトを仕掛けることで、保有株式の売却を第一の目的としない新しいファンドのあり方を実現します。

プレスリリース:創業期のアントレプレナーへの投資に特化し、存続期間を“無期限”とする「ジャーミネーション1号ファンド」を組成(2022年12月15日)

ファンドのスキーム

ファンドの背景と特徴

ベンチャー企業の創業にまつわる課題

  • 設立直後のシード期はVCからの調達や銀行の融資が受けにくい。
  • 一般的にファンドの存続期間は10年であり、研究開発に長い年月を要するベンチャー企業との時間軸が合わない。
  • 日本にはシード期から社会実装までの長期にわたってベンチャー企業に伴走し続けられる組織・VCがほとんど存在しない。

課題解決のためにファンドに求められる機能

  • ベンチャー企業のシード期に小口出資を行い、種の発芽・芽出し(=ジャーミネーション)を促進すること。
  • 拙速なイグジットを迫るのではなく、研究開発と社会実装に最大限のリソースを割ける環境をつくり出すこと。
  • ベンチャー企業の研究開発と社会実装を着実に前進させるための伴走支援を続けること。

ジャーミネーションファンドの特徴

  • 保有株式の売却益を第一の目的としない無期限ファンドである。
  • 出資者であるリバネスのサイエンスブリッジコミュニケーターが自ら汗をかいて投資先の成長を後押しする。
  • 具体的にはベンチャー企業と大企業や中小企業等を巻き込んだ新しいプロジェクトを主体的に仕掛ける。
  • 上記により、世の中に科学技術の社会実装を通じたインパクトを生み出す。

ファンドの概要

ジャーミネーションファンド
1号投資事業有限責任組合

組合の名称
ジャーミネーションファンド1号投資事業有限責任組合
組合契約の効力が
発生する年月日
2022年12月1日
出資約束金額
1.3億円
1社あたり投資額
500万円を基準とする
無限責任組合員
株式会社リバネスキャピタル
有限責任組合員
・株式会社リバネスのサイエンスブリッジコミュニケーター®
・株式会社リバネス及び株式会社リバネスキャピタルに在籍する役員及び社員のうち一定の条件を満たす者
(合計33名)
組合の存続期間
無期限とする